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ひろとも 第6話(後編)

短編「ひろとも」です。猟奇な内容はほとんど含まないつもりです。

未成年および現実と妄想と区別がつかない方はこのコンテンツを読まないで下さい。
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「カヤノちゃん。もう一回、ちから抜いてちょうだい・・・・」

「・・・・うん・・・・・・」

何度目かになる、同じ内容のお願い。
カヤノちゃんが口を開け、息を吐くタイミングを見ながら
中指に力を込める。

「ん・・・・ひぅっ!・・・・・ぁ・・・ンぐっ!」

くぐもって聞こえる苦悶の声。
私の右手はカヤノちゃんの膣の中、
中指は固く閉ざされた子宮口に侵入を阻まれていた。

私に不安を与えないために、声を押し殺しているのだろう。
それが逆に私をどんどん焦らせていく。

大好きな人の最奥を犯したいという欲望。
カヤノちゃんもそれを判ってくれている、
だからM字型に開いた自分のヒザを懸命に両手で引き、
なるべく自身の奥底を緩めようとしている。

それでもカヤノちゃんの自衛本能は私を強く拒み続ける。

(あんなにカヤノちゃんを溶かしたはずなのに・・・)

私の目論見は外れ、
クリトリスを舐って快感を与えても、
ヒザ立ちになって指先に力を篭めても、
カヤノちゃんの子宮は抵抗を緩めようとはしない。

そして何度目かのチャレンジの時、
ごつり、とカヤノちゃんの頭がベッドの端にあたる。
知らず知らずのうちにカヤノちゃんの身体が摺りあがっていた。

洗濯バサミと輪ゴムであれだけぬかるんでいたカヤノちゃんの粘膜も
いつの間にか潤滑液が切れかかっている。


(・・・・これ以上はもう・・・)



「おねがい・・・・・やめないで・・・・・・」

私が口を開こうとするわずか前、カヤノちゃんの小さな声。
弱気に負けて引こうとしていた右手をカヤノちゃんが掴む。

「私の一番奥、奪って欲しいの・・・・
 ・・私がどんなに叫んでも暴れても構わないから・・・
 ・・・おねがい・・・ミナモ・・・」


痛みに喘ぎ、憔悴の気配が漂う表情。
それは私のわがままで独りよがりな強欲に過ぎないのに・・・
それでもカヤノちゃんは私を望んでくれる。

切なかった。嬉しかった。怖かった。幸せだった。

カヤノちゃんに優しくキスをして、想いを込めながら舌を絡める。



・・・でもどうしたら?




困惑の中、不意にひらめきが浮かぶ。
その小さな泡のようなイメージは徐々に膨らみ、
その最深部を犯す手段を私に伝える。
それは自分でスイッチを自覚した瞬間だった。




****



「・・・・あっ・・・・いぃ・・・ぁ・・・んんっ!」

仕切りなおし。
丸めた布団を抱かせ、後背位の体勢を取ってもらう。
高く浮いたカヤノちゃんのお尻を両手で拡げ、
大好きな人の突起や花弁、後ろの蕾にキスを降らせ、舌を丹念に動かす。
一度は消えかけた疼きが再び揺り起こされ、
カヤノちゃんの艶やかな声が再び漏れ始める。

そして私は左手でカヤノちゃんのお尻を責める。

「えっ? そっち・・?」

「まかせて」

説明を後回しにして、カヤノちゃんの愛撫を始める。
何度も繰り返した行為だから、そこに抵抗はほとんどない。
左手をカヤノちゃんの肛門にぬるりと埋没させ、
そこをゆっくりとかき回しながら、右手は膣側に挿入する。

両方の手首が粘膜に包まれた中、
2つの穴を優しく描き回し、カヤノちゃんの性感を刺激する。
少しゆっくりとしたリズムで
身体をほぐすように、心を溶かすように。

そして、中指を膣奥のすぼまりに当て、
左手はお尻の方からそれを包み込む。

にちにちという淫液の音とカヤノちゃんが上げる喘ぎを聞きながら、
カヤノちゃんの身体が昂ぶっていくのを見極める。


そして私はカヤノちゃんに説明を始めた。

「ね、カヤノちゃん。
 牝牛の種付けってどうするか知ってる?」

「えっ?・・うし?・・・・・・・・たねつけ??・・・・・・・・!!!!」

少しの間を置いて息を飲むカヤノちゃん。
どうやら理解してくれたみたいだった。

牝牛の人工授精は肛門から腕を入れて子宮を固定し、
精液の入ったピペットを子宮口に刺す。

私が今から行うのは、まさにそれだった。

「力抜かなくてもいいよ。
 どんなに暴れても騒いでも、
 カヤノちゃんの一番奥に触れてあげる。
 だから・・・


 だからカヤノちゃん・・・


 ・・・思いっきり楽しんでね・・・」


「・・・・あぎぃっ!!!」


返事は求めなかった。
子宮口が逃げないよう左手で押さえつけ、
右手の中指に力を込めてぐりぐりと回す。
カヤノちゃんがカエルのような悲鳴を上げるけれど、
寸分たりとも力は緩めない。

子宮口を懸命に守ろうとする筋組織をこじ開けるように、
強引に中指を滑り込ませる。
ギチギチとした抵抗の中を1ミリ、2ミリと中指が潜っていく。

「うぐっ・・・あガッぁ・・・やっ・・・・んぎっ!!」

シーツを掴み、苦悶の声を上げるカヤノちゃん。

止めない、奪ってあげる。

体重を掛けた指先で、じくりじくりとカヤノちゃんを犯し、
第一関節、第二関節と飲み込ませていく。
もはやカヤノちゃんの抵抗は無駄と言わんばかりに
指先に力を込めて押し込んでいった。

「だめっ・・・・んァァァァッ!!!・・・」






ギチギチと締め付けられた指先の感触はない。
それでも私の指はカヤノちゃんの一番奥、
誰しもが触れた事の無い箇所に到達している。
そんな確信があった。



この体勢だと唇にはキスできない。
だから背中に唇を滑らせた。
ぜいぜいと息をつき、
途切れ途切れのミナモちゃんの声が届く。


「よかった・・・・ミナモの誕生日に・・・・
 ・・・・あげれたの・・・すごいしあわせ・・・・・・」


「うん・・・ありがとう・・・とってもとってもうれしい」


不自然な体勢だけど、
それでも触れ合う面積を少しでも増やすために
カヤノちゃんに寄り掛かる。

時折、不意にカヤノちゃんの胎内が痙攣し、
カヤノちゃんの呻きと、同時に私の指へ激痛が走る。
それすらも今の私には嬉しい。
たぶんカヤノちゃんも・・・




そして何故だかカヤノちゃんの膣が
熱い液体を滴らせ始める。

「カヤノちゃん・・・また濡れてきてる」

「うん・・・あのね・・・ミオネに犯されたんだって、
 あんなに身体が抵抗したのに、
 それでも無理にこじ開けられたんだ、って思ったら・・・

 ・・・たぶんスイッチが入っちゃったんだね。」


「ね、私の子宮、擦って・・・
 私どうしようもないマゾだから・・・
 痛いのが気持ちよくなっちゃうの・・・」


「・・・うん。」


締め付けられた指先に感覚は無かったけど、
私はそれを前後に揺すり、左右に捻った。

カヤノちゃんはさっきのカエルみたいな声を上げたけど、
構わずに子宮を苛め続ける。
だくだくと花弁の隙間から涎があふれ、
前後の穴が嬉しそうに私の両腕を締め付ける。
私も知らずに股間を布団に擦りつけ、懸命に前後させていた。

「もうっ・・・・んぁっ・・・・・んぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」


枯れた咽喉から上がる、かすれた絶頂の声。
しばらくの硬直のあと、ぐったりとしたカヤノちゃんを
私は愛おしくしっかりと抱きしめた。


(カヤノちゃんが良い夢を見られますように・・・・)







****

日曜を挟んだあとの月曜日、

カヤノちゃんは熱を出して授業に出れなかった・・・・・


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