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ひろとも 第6話(前編)

短編「ひろとも」です。猟奇な内容はほとんど含まないつもりです。

未成年および現実と妄想と区別がつかない方はこのコンテンツを読まないで下さい。
===========================================================

ぐったりしたカヤノちゃんに毛布を掛け、
お風呂の準備をした。

二人でゆっくり温まったあと、
パジャマ姿でささやかなパーティをする。
テーブルにはカヤノちゃんが以前から目を付けていたという
フルーツが贅沢に乗ったケーキが乗り、
私達は二人並んでその前に座る。
隣り合った二人の距離がとっても近い。

いざ食べるときになって、フォークを取ろうとすると、
カヤノちゃんは微笑みを浮かべながら
私の右手とカヤノちゃんの左手を重ね、
恋人つなぎで指を絡め取ってしまう。

これじゃあ食べられないよ、と言おうとしたとき

「ミナモ。はい、あーん」

キゥイと生クリームの乗ったフォーク、
それが私の目の前に差し出される。
嬉しいけれど恥ずかしくて、つい目線を彷徨わせてしまう私。

それでも、カヤノちゃんは私を急かさない。
にこにこと私を微笑みながら見つめて待ってくれている。
ゆっくりと私の中の気恥ずかしさは解け、
口一杯に幸せをほおばった。

二人で食べたケーキは
とっても甘くて美味しかった。



****



テーブルには紅茶。
肩が触れ合う二人の指は絡まったまま。

テレビは海外のドラマ、
捜査官が事件に翻弄されながらも核心へと近づいていく、
そんな中で、サイコな犯罪者が笑みを浮かべている。

「ミナモって時々、鬼畜スイッチ入るよね。」

「え!?
 私、この犯人に似てる!?」

「ちがうちがう」

カヤノちゃんの話によれば、
普段の私はおどおどして見えるのに、
そういう時になると、ガラリと雰囲気が変わるタイミングがあるみたい。

その状態の私は、目つきが冷やかになって
予想もつかないハードな事をするそうで、
それをカヤノちゃんは「鬼畜スイッチ」と名付けたみたいだった。

「確かにそうかもしれないけど・・・・」

カヤノちゃんの言っていることはわかる。
私自身、気分が高揚してくると
自然と激しい事をしてしまうってこと。

でもそれを鬼畜スイッチって言われちゃうのも、うーん。

私の中で少しだけ納得がいかなくて、
頬を膨らませて拗ねる。
何か反論を考えるけど、大体がその通りのことなので
うまくその言葉が出てこない。

 「でもね・・・」

カヤノちゃんが顔を寄せる。
二人きりの部屋なのに、
私の耳元にゆっくりと唇を寄せて、
そして小さく囁いてくれた。

「私にはね、
 ミナモだけが押せる
 マゾのスイッチがあるの。」




テレビのドラマは流れたまま。

その一言で心の堤防が決壊した私は、
カヤノちゃんの唇を乱暴に奪い、
押し倒しながらパジャマの中へと手を伸ばす。

舌と舌、唾液と唾液を存分に絡め合い、
その行為を維持しながら二人で器用に立って、
互いのスイッチを確かめるためにベッドへと倒れこんだ。



****



「んぁっ・・・はいるぅ・・・」

ラベルをはがした透明なワインボトル。
カヤノちゃんをじっくりと愛撫し、
ボトルの底で花弁を拡げ、
下の口いっぱいに頬張ってもらう。

ベッドの上、カヤノちゃんのパジャマはたくし上げられ、
健康的な白い両脚はM字型に開かれている。
ワインボトルを飲み込んだカヤノちゃんの膣は
透明なガラスを通して、桃色のヒダを映す。

私はカヤノちゃんの右手を取り、
ガラスの瓶に誘導する。

「このまま、いやらしい音、たくさん聞かせて。」

「・・・うん・・・」

ワインボトルのオナニーをお願いする。
少し恥ずかしそうに、少し嬉しそうに、
自らの中の異物を前後させ始めるカヤノちゃん。

そういえば最初の夜もこんな感じで見せてもらったんだなと思いながらも、
カヤノちゃんが私の前で見せるそれは
ずっと手馴れて、いやらしくて、刺激的だった。

ぬちぬちと出入りする透明のビンは、
前後のたびに陰唇を纏わりつかせ、
カヤノちゃんの欲張りな下半身は、
ボトルの半分以上を貪欲に呑み込んでいく。

リズミカルなテンポと共に潤滑液を増していくカヤノちゃん。
それはいつまでも目の前で眺めていたい光景だったけど、
さらに喜んでもらうためにいくつかの道具を用意した。


(カヤノちゃんのこと、デコレートしてあげるね・・・)

パジャマの下から見えるカヤノちゃん2つの丘、
私から見ても形のいい乳房の左側の先端、
そこに洗濯バサミをみちりと噛ませる。

「ひぅっ!・・・・」

普通のよりもちょっと強力な洗濯バサミ。
固く尖っていた乳首が抓り上げられ、
短い悲鳴が上がる。

「手は止めたらダメだよ」

私はカヤノちゃんに自身を慰める行為を続けさせ、
反対の乳首にも洗濯バサミをパチンを噛ませる。
悲鳴を上げながらもワインボトルの動きが止まらないのを確認し、
次に用意したのは普通の輪ゴム。

眉根を寄せ、痛みに耐えるカヤノちゃんだけど、
その瞳には期待と愉悦が浮かび、
愛液を増した花弁からにちゃにちゃという音が響く。

私は輪ゴムの一端をカヤノちゃんの肌に当て、
それを引き絞って離す。

「ひぅっ!!」

ぺちんという音と共に、カヤノちゃんの身体が捩れ、
輪ゴムの当たった場所が少しだけ赤く染まる。

輪ゴムの持ち方や引き方を工夫しながら、
お腹の他にも、太腿や乳房、充血したクリトリスの周りなんかを
強弱を付けながら次々と鞭打っていく。
カヤノちゃんはその刺激の度に短い呻きをあげながらも、
苦痛に快感で追いつこうとするかのように、
ワインボトルの速度を上げていく。

カヤノちゃんの昂ぶりに合わせるように、
小さな輪ゴムの張力はどんどん増していき、
すべすべとした肌に次々に大きな音を降らせるようになる。

「あうっ!・・・・あぁ・・・熱いの・・・あついよぉ・・・」

いくつもの赤い筋がカヤノちゃんのお腹や太腿に浮かび、
その興奮が頂点に届こうとしていた。

カエルのように足を開き、
半開きの口で両手で掴んだワインボトルを懸命に前後させるカヤノちゃん。
私は乳首を挟みこんだ洗濯バサミをぎりぎりと左右に捻る。

「あぐっ!・・・・いたっ・・・・いいっ・・・・いくっ・・・いくっ・・・」

痛みと快感が拮抗し、いまままさに絶頂へと上り詰める寸前、
私はカヤノちゃんの胸の先端を苛め続けた2つの洗濯バサミを、
強引に引きはがした。

「んぎっぃぃぃ!!」

一瞬白目を剥いて引きつった声を上げるカヤノちゃん。
足のつま先までもが硬直し、
深く飲み込まれたビンの隙間からねっとりとした液体が染み出る。

絶頂を迎え、はぁふぅと荒い息をつくカヤノちゃんを優しく撫で、
その熱が少し引くのを待つ。



だって私の目的はこの先にあるのだから。


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