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ひろとも 第2話

短編「ひろとも」です。猟奇な内容はほとんど含まないつもりです。

未成年および現実と妄想と区別がつかない方はこのコンテンツを読まないで下さい。
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パジャマ姿でシックな色の扉をノックする。
中から朗らかな声が響き、そして扉のロックが外れる。

夜にこうやってお呼ばれするのは2回目。

開いたドアから顔を覗かせたカヤノちゃんが、
ありがと、と照れくさそうに言ってくれる。


気にしないで、と私はドアの外をちらりと確認してから、
するりとカヤノちゃんの部屋に滑り込む。
実のところ、もう一度呼んでもらえるなんて思ってなかったから。

「これ・・・」

手ぶらでお邪魔するのも何なので、
お昼に焼いたクッキーを渡す。
もう少しカヤノちゃんの事も知りたかったし、
私の事も話せるといいんだけど・・・


****


あんまり二人のお茶会は話が弾まなかった。
サックスを始めいろんな音楽に精通してるカヤノちゃんと、
多少体操ができるぐらいの私では、共通の話題も少ないし、
それに私は流行りものは苦手で、その辺りの会話も切り出せない。

「あの・・・ベッドのほう・・・いい?」

結局、大してお話をしてないうちに、カヤノちゃんに誘われる。
もちろん私も興味あるし、嫌じゃないんだけど、ないんだけど・・・


****


ベッドにあがった後のカヤノちゃんは、この前よりずっと積極的だった。
今日もお互いに気恥ずかしさは残したままだったけど、
カヤノちゃんはするするとパジャマを滑らせて
ふくよかな胸やくびれた腰を披露する。
そして、下着がするりと白い肌を滑り、
どんどん生まれたままの姿へと近づいていく。

「・・・ぁ・・・・ん・・・・・ぁ・・・」

自らの身体を撫でながら、かすかに声が漏れ出す。
普段の教室では快活な声を響かせているカヤノちゃんだけど、
こんな声を知っているのは私だけ。

指先が、胸の先端や足の付け根に届き、
その声も徐々に昂ぶっていく。
目を伏せ、視線をほぼ合わせなかった前回とは違い、
カヤノちゃんは自分を慰めながらも、ときおりちらりとこちらを見る。
その視線が私をドキドキさせていた。

やがて、カヤノちゃんの指が分泌液に塗れ、
くちくちという音が耳に届き始める。
そして、もう一度こちらを見ると、この前私が頼んだように、
右足をベッドの縁に自分から掛けてくれる。

私の眼前に露わにされる、健康的な太ももと、
同級生のあられもない性器。

「ミナモにね・・・見て貰ったとき
 すごい身体が熱かったの・・・」

私を潤んだ瞳で見ながらそう言われる。
両手の指を陰唇に当て、くいっと左右に引く。

「ねっ・・・もう・・・こんなに・・・・・見える?」

花弁の中心が口を開け、綺麗なピンク色の粘膜が姿を現す。
そこは既に熱気を帯びて、愛液でてらてらと光っていた。

「・・・すごい・・・・」

カヤノちゃんに誘われるように、右手がショーツの中に忍ぶ。
自分でも気づかないうち、そこには既にぬるりとした液体が染み出ている。
私はすぐに発情しちゃういやらしい子なんだろうか?
それとも、この部屋に来たときから興奮し始めていたのだろうか?

そんな自らの問いとは関係なく、
左手はパジャマの上から胸の突起を探し、
右手はぬかるんだ自分の粘膜を擦って
カヤノちゃんに追いつこうとしている。


見れば3本の指が、カヤノちゃんの膣内で乱暴に動き回り、
いやらしい音と匂いを広げていく。
反対の手はベッドサイドからリンスのボトルを取り、
もどかしいという風に舌で唾液を塗している。

私の手首ほどの太さもある、リンスのボトル。
カヤノちゃんはそれをうっとりと眺めると、
そのボトルをしっかりと両手で固定し、自分に押し当てる。

「んんっ・・・あくっ・・・・っぁ・・・・ぁ・・・」

眉根を寄せて声を上げるカヤノちゃん。
苦しいとも、気持ち良いとも取れる声を上げながらも、
小さな円を描くようにしながら腰を押しつけ、
プラスチックの異物で自らを拡げていく。

「・・・んん・・・あっ・・・もうすこしっ・・・・・はい・・・るぅ・・・・」

入り口の一番狭い部分がボトルの直径に達し、
ぬるりとリンスのボトルが呑み込まれていく。
たぶん男の人なんかよりもずっと大きくて異質なもの。

ボトルを奥まで押し込んだところで、
カヤノちゃんがボトルから手を離す。
良く見て、とさらに足が大きく左右に開かれる。

私の視線は、カヤノちゃんのそこに釘付けになる。
引き伸ばされた陰唇とそこに咥えられた大きな大きな物体。
同年代の子たちは絶対に経験していないモノ。

すごい・・・



そしてカヤノちゃんは私をじっと見つめながら口を開く。
つぶやきに似た小さな声

だけど、それは何故かはっきりと聞こえた。


「ねぇ、ミナモ・・・
 私のなか・・・
 ・・・いじめてちょうだい?」

(これって・・・どこかで?)
潤んだ瞳と懇願の言葉。
(似たようなこと・・・むかし・・・)
急に既視感(デジャブ)に襲われて軽く目眩がする。

「ね、おねがい。」

(うん・・・)
私は断らなかった。
返事の代わりに自分を慰めていた手を止め、
カヤノちゃんのボトルに手を掛ける。
目で少しだけ合図してから、それを動かし始めた。

「ふぁぁ・・・ぁぁ・・・・いいっ・・・・・あぁ・・・」

きつく飲み込まれたリンスのボトルを前後に動かす。
それに合わせてカヤノちゃんの淫らな声が上がる。
ずず、とそれを動かしながら、
左手でカヤノちゃんの陰核を探し、そこを撫で上げる。

「・・・・・あぁ・・・・あぁっ!・・・・」

目を閉じて私の愛撫を受け入れるカヤノちゃん。
私もカヤノちゃんの反応を探りながら、
リンスのボトルを前後させる。
膣奥を突くたびに上がるリズミカルな声。



でも?
(気持ちよく・・・じゃなくて)
気持ちよさそうな声を上げている姿を眺めつつも、
私の中で引っかかる部分があった。
(いじめて・・・って言ってたよね?)
たぶんこのままペースを上げていけば、
カヤノちゃんは満足してくれるだろう・・・
(想像してるのはもっときっと・・・)
私の心に何かが沸き起こる。
プラスチックの円柱をカヤノちゃんの中で前後させながらも、
カヤノちゃんの希望を叶える何かを探して視線を彷徨わせる。


(あ・・・)
目に留まったのは、マッサージ用のブラシ。
右手を止めないまま、手にとって舌先で感触を確かめる。
たぶんこれなら中を傷つけることはないと思う。

「んんっ・・・あっ!・・・ああっ!」

カヤノちゃんの中からボトルを抜き、
代わりに自分の右手を滑り込ませる。
ぬるりと右手が飲み込まれ、熱い締め付けを受ける。
そのまま中で動かしてみるけど、私の手は小さいから
まだいくらかの余裕はある。

「っあ・・・・あっ・・・んんっ・・・・・・・・・えっ!?」

愛撫していた右手をカヤノちゃんの中から抜くと、
とまどった声が上がる。

大丈夫だよ。


右手でブラシのヘッドを持ち、それをカヤノちゃんに見せる。

「カヤノちゃんの中、
 これで苛めてあげるね?」

私の右手は小さいけれど、ブラシ全体を握るように持った今の状態なら、
さっきのリンスのボトルよりもカヤノちゃんをいっぱいにできるし、
ブラシの突起でもっと気持ちよくなってもらえると思う。

自分の中にそれが挿れられるのだと察した、
カヤノちゃんの顔が、戸惑いと怯えに変わっていく。
でも、

「だから抵抗したらダメ。」

少し強い口調で言う。
そうすると、カヤノちゃんは命令されるのが望みのように、
こくりと頷いて、私のされるがままになる。

丸く柔らかい毛先を、少しだけクリトリスに触れさせながら、
握りこんだブラシのヘッドごと右手をカヤノちゃんに送り込む。

けれど先ほどより直径の大きいそれが、
入り口の締め付けに阻まれる。

私はカヤノちゃんならきっと出来るはずと思いながら、
ゆっくりと手首を左右に捻る。
強い抵抗でギチギチと手が擦れる。

「あっ・・・あっ・・・んああああああっ!」

こえっ・・・声大きいっ!
先ほどまでとは全然違う声を上げるカヤノちゃん。
いくら部屋が防音でも、これだと隣に聞こえちゃうかもしれない。

私は慌てて左指をカヤノちゃんの口に含ませる。
指先で舌や歯茎をなぞると、その声はくぐもり、小さくなっていく。

二人の体勢は私がカヤノちゃんを押し倒したような形に変わり、
目の前に赤く火照ったカヤノちゃんの顔が映る。
指先が舐められる感触と熱い息遣いが近い。

「声、がまんできる?」

この体勢だと右手に力が入らない。
指先で柔らかい舌先をやわやわと押しながら聞くと、
こくこくと頷いてくれるカヤノちゃん。
口元から指先を離して、体勢を整える。
カヤノちゃんは自分の中指を折り曲げて、
私の指の代わりにそれを食む。


それじゃ、行くね。

ブラシの先端とそれを握りこんだ私の手が、
カヤノちゃんの膣奥を目指して侵入を再開する。
指先は飲み込まれているけれど、
指の付け根が通るあたりから、カヤノちゃんのきつい締め付けに抵抗される。

柔らかく太いブラシの毛先が曲がり、
それがカヤノちゃんの敏感な粘膜をこすりあげていく。

(んぐっ・・・んんっ・・・・んいっ・・・・・っあ・・・)

懸命に指を噛んで声を抑えるカヤノちゃん。
私は自分より身長の高いカヤノちゃんの体をねじ伏せるように、
抵抗される右手に体重を載せる。

力を抜いて、と何度も繰り返しながら、
1ミリ、2ミリとカヤノちゃんを犯していく。
押し殺されたカヤノちゃんの声と私の荒い息が交錯しながら、
くぐもった悲鳴と共に親指の付け根が抵抗を抜け、
ついに私はカヤノちゃんの中を満たした。

ぜいぜいと荒い息をつくカヤノちゃん。
私の右手も痛いほど締め付けられているけど、
気持ちよくなってもらうのはこれから。

少しだけじっとしてカヤノちゃんの苦痛の波が引くのを待つ。

(んんっ!)

そして中で指先を少しだけ動かす。
それだけで、ブラシのたくさんの突起が膣壁を刺激し、
カヤノちゃんの腰が勢いよく跳ねる。

強い締め付けの中、
私の手を動かす事はほとんど出来なかったけど、
それを試みるだけで、カヤノちゃんには十分な刺激だった。

膣と一体化してしまったような右手、
それを小さく小刻みに揺すっていく。

(んむっ・・・・むっ・・・・・んぐーっ!・・・)

勝手に上がる自らの声を、懸命に抑えるカヤノちゃん。
私はそれを信じて、徐々にペースを上げていく。

痛いほど締め付けられたカヤノちゃんの膣内、
そのわずかに許された範囲の動きで、
クリトリスの裏側をブラッシングしていく。

塞がっていても声のトーンがどんどん上がるのが判り、
私もそれに負けじと右手の動きを強めていく。
そしてついに背中が弓のように反り返る。

(んんんんんんんんんんっ!!!!!)

右手の血液が全部流れ出るんじゃないかと思う締め付け。
それと共に何筋かの液体がぴゅっぴゅっと弧を描き、
全身がぴくぴくと強張る。

そして糸が切れたように体の力が抜けた。


****


「じゃ・・・じゃぁ・・・・わたし・・・・もどるね・・・・」

まだ夢うつつの反応しか返せないカヤノちゃんに、
シーツを掛ける。

事が終わり、カヤノちゃんの汗を拭いているときになってやっと、
自分がどんな事をしてしまったのか思い至る。

いつの事か思い出せない、責めを受けて喘ぐ少女の記憶。
もしかしたら妄想かもしれないそれに、
私は勝手にカヤノちゃんを重ねてしまった。
途中からブレーキが壊れ、自分の欲望をぶつけてしまった私。

どんどん不安になってきて、
今にも意識を取り戻したカヤノちゃんが私を責め始めるのではとさえ思う。

私は逃げるようにカヤノちゃんの部屋を後にした。

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