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昏炎:第三話

昏炎:第三話です。

未成年および現実と妄想と区別がつかない方はこのコンテンツを読まないで下さい
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その日はとても喉が渇く日だった。

あの子の誕生日は数ヶ月前に過ぎ去り、その時に渡せなかったピアスは
今でも私の部屋に置いてある。

あの子にしてみれば、今日はいつもの何でも無いお喋りの日。

でも

私にとっては、私の真実を伝える日。



++++



「いらっしゃい」

優しい笑顔が私を迎えてくれる。

私の父の兄にあたる叔父様とは、小さいころから良くして貰っており、
叔父様が私と同じ歳であるサトコを養女として迎え入れてからは、
ちょっと威圧めいたこの屋敷にも週を置かず足を運ぶ事も多くなった。

サトコの部屋は、もともとあったアンティークな家具に
ファンシーな飾りつけを施した、女の子らしい雰囲気になっている。

部屋の一角には、大きなテレビとオーディオ機器が置いてあって、
これはサトコが望んだものではなく、2人で映画を楽しむのだと、
私が叔父様に我侭を言った結果だったりする。

サトコは私が来ることを知ってクッキーを焼いてくれており、
私たちはお茶をしながらいつものように話をした。

私は「仕掛け」を準備するために、普段よりちょっとわがままに振舞って
何度かサトコにお茶のお替りを頼んでいた。



++++



頃合を見て、私はお手洗いに立ち、コントローラーのタイマーをセットして戻ってくる。
時間は10分後。
何気ない様を装いながら、サトコとのおしゃべりを続ける。
もう後戻りはできない・・

動物の名前を題材にしたクロスワードをやっている最中のことだった・・

「んっ!」

サトコが小さく声を発し、手を伸ばそうとしていたティーカップがかちゃんと音を立てる。
彼女のお腹中のバイブレーターが動きだしたのだ。

「どうかしたの?」

「ううん、何でもないの」

ちょっと苦しそうなサトコの顔。意地悪にも大丈夫?と聞いてみる。

「大丈夫・・でもちょっとお手洗いに ・・・えっ!」


席を外そうとしたサトコの腕を掴む。


どさりとサトコをソファーに引き戻し、
細いその体を引き寄せて、


私は初めてのキスをサトコにあげた。


「んん!」

想像より、ずっとやわらかい唇。
サトコに体を預けて、ソファーに押し倒す。

「ユカリちゃん、だ、だめ・・」

「サトコ・・」

腕を絡め取って、私は体を密着させる。
足を絡ませ、そのまま腰に手を回そうとすると、おびえたようにサトコが抵抗した。

「だめ、だめっ」

それほど激しくない抵抗。このまま抑え付けることもできる。
でも私は一端サトコから体を離した。

そしてリモコンの再生ボタンを押す。

スクリーンでは、私が拘束台に縛り付けられてた。
私がサトコと同じようにされた、あの処置室での出来事がそこに映る。

画面を見て静止するサトコ。

「えっ?ユカリちゃん。これ・・」

「そう、私もサトコと同じようにしてもらったの。
 すごい苦しくて、はずかしかった・・」

サトコの腰に手を回す。

「そんな、だって・・」

「ごめんね。でもサトコのことが好きなの。」

再び唇を塞ぎ、今度は舌を差し入れる。
あたたかい口の中。
たぶん上手なキスではないけれど、大事に舌を吸う。
そして画面の私を見ながら困惑しているサトコと自分の服をはだけていった・・



++++



「ん、んん、ん・・」

下着に手を掛ける前に、すべすべのお腹を触る。
おへその下に手を当てると、ブーンという張り型の振動が伝わってくる。

「動いてるね、ここ。苦しい?せつない?」

サトコは恥ずかしそうにイヤイヤをする。
下着の上からサトコの小ぶりな胸に頬を当て、右手をショーツに伸ばす。

そこが驚くぐらい熱くなっていたので、つい疑問が口に出た。

「お腹ので、感じてるの?」

「違うの、違うの」

懸命に首を振るサトコ。
ショーツの中へ手を這わすと、指にぬるりとした液体が絡みつく。
子宮で振動するバイブレーター、
その体の奥底から揺さぶられる感覚に感じてるというの?

頭の中は真っ白になって、サトコの恥ずかしい反応が見たくて仕方なかった。

「いやっ、や、だめぇ、やっ、ユカリちゃ・・、んん!」

夢中でサトコの乳首を吸い、私が自分でする時のようにサトコのを擦る。
舌先に感じる乳首が硬くなり、指にまとわりつく愛液を感じて、ますます私は自制を忘れた。

「サトコ、もっと気持ちよくなって」

横抱きに抱えたサトコの唇を吸いながら、探り当てた敏感な突起を小刻みに刺激する。
私もサトコの太腿に腰を擦り付けながら、高みへと昇っていく。

「や、んん、あ、んんんっ・・」

サトコの体がしばらく硬直して、そして体の力が抜ける。
その姿に私も軽いエクスタシーへと達する。


自分が抑えられない。


「サトコの中、見せて・・」

惚けるサトコの中で、鳴動する張り型を探り当てる。思ったよりも大きい。
私はそれをゆっくりと引き抜いていった。

「ああぁぁぁぁ・・

サトコの胎内から出てきたそれを見て私は驚く。
私のはボールペンぐらいの大きさだって先生から聞いていたのに・・
サトコのはローションのビンか私の腕ぐらいの太さがある。
こんなものが今まで・・・

荒い息をつくサトコの足を大きく上げ、
そして憑かれたようにサトコの中を拡げる。

「だめ、見ないで・・」

消え入るようなサトコの声。
でも私はサトコの中にココロを奪われていた。
やわらかそうな膣も、その奥に見える半開きの子宮口
そして、サトコの大事な大事な秘密の場所・・・

サトコは目を覆って泣いていたが、私は止まらなかった。

続きを迫る声が私の中に響く。

左手でサトコを慰めながら右手の手の甲にたっぷりと唾液をまぶし、
指先は私自身の潤いで湿らせた。

「なか、さわるね・・」

ゆっくりと指をサトコの中に沈めていく。

「いやぁ、だめぇ・・」

指先にまとわり付く感触。自分が男の人になっていく錯覚。
3本4本とゆっくりとサトコに入る。犯していく。

「お願い・・もう止めて・・」

哀願は私にとっての媚薬でしかなかった。
胸を摘み、クリトリスの裏側を刺激すると
サトコは自分の意思とは裏腹に艶やかな声を上げたりして
ますます私は止まらなくなっていく。

「あぁぁ、んあっ、あ、あ・・

ぬるりという感覚と共に、私の手がサトコの中に入る。
暖かく締め付けられる感覚が心地いい。
ゆっくりと腕を前後して、サトコの中を愛撫する。

「や、あっ、あっ、あぁ・・

両手で顔を隠すサトコがたまらなく愛おしい。
指先はサトコの中の奥底へと続く道を探りあて、再びその可愛らしい乳房の頂を口に含む。
この子のいちばん大切な処が触れるんだ・・・

「だめ・・だめぇ・・んっ・・お願い・・

ゆっくりとサトコの子宮へと指を差し入れていく。
嫌がるサトコだけど、痛みは感じていないみたい。
そのことが余計に私を興奮させてる。

中指、薬指と挿入していく。
強い締め付けはあるものの、まだ受け入れる余裕があるのを私は感じた。
人差し指、小指を沿え、ぬるりと進入させる。
親指の腹で子宮口を挟む。

「いやぁ・・やぁ、んっ!んんっ!

昂ぶりの声に私自身も快感を得ながら、親指を添える。
この締め付けは私を拒むためではなくて、より強い刺激を得るためなのではないかと妄想し、
それに従って私は指先に力を込める。

そしてサトコの奥底へ辿り着く。すごく熱い。その事だけで、私は軽く達した。
締め付けられる指先、キュッと反ったサトコの体。
内側から撫でさするように、愛撫を続ける。

「やぁ・・んんっ・・ん・・ん・・




ナンテカワイイノ

ナンテハカナイノ

コノジカンヲエイエンニ

ハカナイサトコヲワタシノモノニ




私はサトコのその小ぶりな乳首に前歯を立てた。

「いたいっ・・

サトコの体が大きく跳ねる。
痛いほど腕が締め付けられる。
それでも私は充血する胸の先端をちろちろ嘗めながら、
歯先に力をこめる。

サトコが私に腕を掛けて本気で払いのけようとしている。
痛いよね。嫌だよね。でも止められない。

「いたいっ、やめてっ・・ユカリちゃんやめてっ!

血の味を口内に感じる。
味わうんだ、大切なものを奪う、その儚さを・・
暴れてもいいよ、傷つけてくれてもいいよ。
苦しいのなら私の目を抉っても、耳を千切っても構わないから・・

さらに前歯に力を込めたそのとき・・



でも



サトコは力を抜いた。

「いいよ・・ユカリちゃんなら・・」

狂気に苛まれた私の頭がそっと抱きしめられる。
一瞬の呆然ののち、急に頭がいっぱいになる。



私は・・私は・・・



「ごめん、ごめんね、私、私・・」



涙が次から次へと溢れてくる。
自分が怖かった、自分が恐ろしかった。
どうして取り返しのつかない事を望んでしまったのだろう。


我を忘れ、慌ててユキエさんを呼んだ。
取り乱しながらサトコの手当てを頼んだのを覚えている。
そして私が泣き疲れて眠るまで、サトコは私の傍らにいてくれた。



++++



次の日もサトコは笑ってくれた。
一緒の朝食も、なにげない話と共に、花のように微笑んでくれる。
そんなサトコの気遣いに、私もなるべく笑いを返した。きっと上手にできなかったけど。
結局、昨晩の事には一切触れず、私は叔父様の家を後にした。

別れ際、サトコが一言だけ
「私は、ユカリちゃんが大好きだからね」
そう言ってくれたのが心に残った。



++++



自問自答を続ける私のもとに、叔父様からの連絡があったのは
それからしばらくしての事であった。


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