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昏炎:第一話

昏炎:第一話です。

未成年および現実と妄想と区別がつかない方はこのコンテンツを読まないで下さい・

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完璧な空調。部屋の天井に据えられた無影灯。
様々な医療機器が効率的に配置されたこの場所は、手術室のようである。
だが、部屋は準備室の他に照明を落とした一室とも大きなガラス窓1枚で隣接しており、
そこには上質のシートと専用の映像設備が用意してあった。

都内某所の地下深くに用意された、しかし生命を救うための部屋では無い此処を
我々は「処置室」と呼んだ。



++++



クリーム色の上質紙、オーダーシートと呼ばれるそれは、
依頼人が「処置」の内容を指示したものである。
今回のオーダーは以前にも行ったものであるが、多少腑に落ちない点もあった。
だが処置自体に問題がある訳ではなく、私は準備を進める。

処置室には私と助手、それにカメラマンのジェイクがいた。
隣室には映像担当のタマモリ女史。
オーダーシートによれば今回依頼人は参加できず、編集映像を残して欲しいとの事だった。


機材の確認、ジェイクとの打ち合わせをしていると
低い機械音と共に準備室の扉がスライドする。
そこにはもう一人の助手に付き添われた「素材」の少女が立っていた。


華奢ではあるが健康体のようだ。
逃走の気配もいまのところ無い。
私は近くまで来た少女にいくつかの質問をする。

「ここで行うことは聞いているかい?」
「先生の指示に従えと伺っています」

私の質問に答えながらも、少女の目は中央のモノへと向っていた。
そこには産婦人科で使用する分娩台と思しき処置台があった。
そこには足を掛ける2本のアームと拘束の為のベルトがいくつも取り付けられている。

「どんな指示にも従えると思う?」
「努力します」

不安であろうが、返事はしっかりしている。

「ではその場で服を脱いで、上にはそれを羽織るように」
「・・・・」

しばしのためらいを見せた後、彼女は服に手を掛けた。
白いブラウスと長いスカート、黒髪は流れるように背中へと達している。
スカートのホックを外し、ブラウスのボタンに手を掛ける。
ジェイクのカメラがその仕種を映すが、それでも彼女は丁寧に下着を取った。
渡した術着は上半身のみで、臀部が隠れるほどの丈は無い。

「そこの台に腰掛けてもらえるかな。あとは助手に任せて」

こちらの淡々とした指示に、彼女も淡々と従うことにしたようだ。
処置台に腰掛けると、彼女は身体を楽にする。助手が彼女の身体を倒し、
失礼しますと声を掛けてから、左右に伸びるアームに掛ける為に足を取った。
彼女は小さく声を上げ、びくりと体を強張らせたものの、
それ以降大きな抵抗はせず、両足は大きく開かれた状態で処置台のアームへと掛けられる。

その後、処置台は機械の操作によってジャッキアップされ、上半身も起こされる。
ジェイクがごく薄い翳りを見せる秘所と彼女の表情を同時に納めるようにカメラをパンさせると、
さすがに彼女もその端正な顔を横に向け、恥ずかしさを隠そうとしていた。


私は聴診器を用意し、助手に指示をする。
2人の助手は左右から彼女の脚と腕を拘束する。
皮のベルトはしなやかだが十分な幅と厚さがあり、とても少女の力で外れるようなものではない。
腕はバンザイするような形で頭の横まで持ち上げられ、肘を僅かに曲げた状態で固定される。

彼女の前をはだけ、薄い胸に聴診器を当てる。少しぴくりとしたが、大きな反応は無い。異常なし。

「渡された薬はきちんと服用していたね?」
「はい」

本来、素材としてこの部屋に入った時点で、その意思などは考慮する必要がない。
泣き叫び、抵抗する様を*観せ*ながら処置を続けるのが普通だ。

だがしかし、今回の処置に関しては、あえて確認の過程を踏んだ。
それは私が感じた、ある仮定を証明するためでもあるのだ。

「では始めるけど、いいかな?」
「・・わかりました」

返事はしっかりとしていた。

滞りない準備の完了を確認し、私は処置を開始した。



++++



「処置を始めるにあたって説明しておくけれど、君はどんなに大きな声を出しても構わない。
 拘束しているけれど、もがくのも自由。そのありさまを見せるのがこの部屋の目的だからね。
 カメラは恥ずかしいだろうけど、顔を背けないでくれると助かる。これは指示では無いよ。
 どっちみち最後はそんな余裕ないだろうけどね」

私はそんな事を伝えながら施術用の手袋をはめる。
部屋にはジェイクの持つカメラの他にも何台かのカメラが設置してあり、
それらは隣室のタマモリ女史によってコントロールされている。


「あっ」

私は少女に近寄り、おもむろに秘所に触れた。
そのまままだ未発達の唇を押し開く。
ジェイクがもっと見やすくとジェスチャーをする。
私はそこを両手で押し広げ、彼女に男性経験が無い事を確認する。

カメラが近寄り少女の処女膜を映し出す。被写体は目を硬く閉じて唇を噛んでいた。
その後ジェイクが離れたところで指を離し、指先にローションを塗る。


「それでは力を抜いて」

私は右手を彼女の秘部近くに這わせると小さく囁いた

少女が一旦身構え、そして力を抜こうとする瞬間を見計らい、私は3本の指を彼女の中へと侵入させた。

「いっ、いたっ、あっ、い、

ぐちぐちという湿った音の中、指の隙間から血が滲む。
受け入れる準備もないまま、異物が粘膜を擦るのはかなりの痛みを伴うものであろう。
ここで泣いて許しを請うようではこの後の処置に耐えられるはずもない。
呻き声を無視し、さらに私は彼女の中を掻き回した。

「う、、、んん、、、

何度か力を抜くように指示し、無理な締め付けが無くなるまで、それを続けた。
赤く染まった3本の指を引き抜き、洗浄を行うよう助手に命じる。
少女は充血した目でぼんやりとカメラを眺めていた。

性器の洗浄が終わり、処女膜の失われた様子が撮影されている。
私は手袋を新しいものに取替えローションを丹念に塗った。

「では次に進もう。あまり力を入れすぎると組織断裂の恐れもある。
 力を抜くのは、さっきと同じ要領だ。」

少女は私の声を聞き、ふーっと大きく息を吐いた。私の指示を受け入れる意思表示であろう。

私は再度3本の指を挿入し、彼女の反応を確かめ、そして小指もそこへとあてがった。

「んあっ

さらに深く挿入がなされる、当然痛みはあるだろうが、間を置かずに親指も添えた。

「いっ、あっ、んっんんん

「歯は食いしばらないことだ。続けるよ」
強い抵抗。だがゆっくりと指先に力を込め、彼女の中へと侵入させていく。
彼女の本能が腰を逃がそうとするが、拘束具がそれを許さない。徐々に指先が隠れていく。

「んいっ いたっ いたいっ! んんん・・

少女の声は処置室に響き、涙がとめどなく溢れる。
ゆっくりと手を捻り、力を加えていく。
緊張と弛緩のサイクルを見極め、少女を押し拡げる。
特に親指の付け根は抵抗が強い。私の手と彼女の身体が鬩ぎあう。

それでも徐々に私は彼女を侵食していく。
時間を掛け、ついに右手首が埋没した。

薄く血が滲んでいるが、この程度であれば許容範囲だ。

荒く息を吐き、時々苦痛に顔をゆがめている少女。
額に貼りついた前髪を払い、私の腕が彼女の中に入っていることを認識させる。
彼女の耳元で、再び静かに問いかけた。

「つぎはこの数倍の激痛だ。生殖機能が失われる可能性もある。処置を続けるよ?」

「・・・・・・・はい」

何が少女を突き動かしているのかは知らない。だがその返答は、私に満足を与えるものだった。
私はそれに頷き、指先でさらなる彼女の奥底を探し当てる。

そして指先に神経を集中させ、ゆっくりと侵入を開始した。

「あっ・・

ゆっくりと、だが確実に中指が彼女の膣から続く大事な場所を通っていく。
事前に服用させた薬も効果を現しているようだ。

挿入する指を2本にする。

「か、は、ぁ、ぁ

強い抵抗。少女は口を開いて力を逃がそうとしているが、意思の力もこのあたりが限界であろう。
断続的な指の締め付け、その合間を見計らって私の指は侵入する。
その状態で、私は指の力を抜き、助手に指示を出す。
上着をはだけ、薄く膨らむ胸の付近に電極をつけさせる。バイタルを確認するためだ。

私は空いた手で、彼女の顔にかかる髪を梳く。

少女は視線を空中に彷徨わせながら、時々耐え切れぬ痛みに顔をゆがめていた。
果たして今の彼女の思考は何に支配されているのか・・



++++



心電図のモニターが始まり、再び指に力を込めた。

「次が一番苦しいはず。覚悟はいいかい?」



「はい」

芯の強い娘だ。私はこの素材にめぐり逢えたことに感謝しながら、3本目の挿入を開始する。
私の指をきつく締め付け、子宮口は異物の進入を拒もうとするが、すでにそれは適わぬ抵抗である。

「あくっ、んんっ、いっ、

巧みに指を動かし、割り込むように小指も入れる。指先は彼女の内部を感じていた。

「がっ、い、いたっ、や、いやっ、いやぁ、やめっ、やめてっ

止めるわけなどない。掌の半分ほどが子宮口を通り抜けている。
最後の段階を控え、何度か手のひらを動かすと、不意に彼女の声が切れる。
痛みのために気絶したのだ。

呼吸と血圧を確認し、ガーゼで涙を拭う。
私は体勢を整え、5本の指をすぼめた。
体重を掛けて、ぐいと進入する。

「いいいぁぁぁぁぁぁ

気絶を超える激痛に再び少女が覚醒し、獣じみた絶叫が処置室に響く。
私は力を緩めることなく、彼女の最奥をこじ開ける。
細い肩がわななき、白い太腿が強張る。
その端正な顔は涙と汗、口の端から流れる涎で汚される。美しい。

「やぁぁぁッ とめてっ! ぬいてぇぇ  ああああああ・・・

遂に親指の付け根が最後の砦を抜け、私の腕はぬるりと彼女の奥に到達した。

彼女の声は次第に収まり、酸欠を補うかのように荒い息をついていた。

ジェイクが少女を撮る。玉のような汗を浮かべ未だ痙攣の残る肢体、私の腕という異物を受け入れた腹部。
カメラは薄く上下する胸元を通り、その表情へ向かう。
涙や汗が上気した顔を伝っていたが、ふっと少女はカメラに向かって笑みを浮かべた様に見えた。

やはりこの処置はこの娘自身が望んだ事なのか・・・



++++



「さて最後の処置ですが・・」

私は彼女の中で子宮の壁を指で刺激する。

「え?」
「そう、意外と子宮というのは感覚が鈍いところなんだ」
「刺激を与えた所で、気絶するほどの感覚はないだろう?」

「じゃあ・・」

「では問題だ、君の体の中で60日周期で活動してる器官はわかるかい?」

しばし少女は思案する。そして正解にたどり着いたようで、その名を口にする。

「それ・・は らんそ・・うっ!

私は正解を伝える代わり、質問の間に探し当てたそこへと指を突きたてた。
彼女の体が一際大きく跳ね、そのまま硬直する。
意識を失った少女に告げる。

「正解だよ」

いくつかの後処理と撮影を行う。
致命的な裂傷が発生してないことを確認し、注射を打つ。



++++



撮影器材や処置の後片付けが行われている。

少女はストレッチャーの上で、シーツを掛けられている。
感染防止や裂傷への処置と共に、彼女の子宮口には小さな張型が残しているが
これは以前にここを訪れた素材と同様の処置である。

「気づいていたんですか?」

目覚めた少女は私に問いかける。
ジェイクもタマモリ女史も知らぬ顔で作業を進める。どうやらオフレコにしてくれるらしい。


「リストを見たときに薄々と、処置中に確信に変わった。
 
 この部屋での処置に、依頼者が欠席するという事はまず起こらない。
 いくら記録を残すとはいえ、処置を間近で見るための場所だからね、此処は。
 だから思い当たる可能性は2つ。
 クライアントはこの処置を自分以外の第三者へ見せる為に依頼したのか、
 素材自身がクライアントなのか。
 
 あとは私の指示に対して戸惑いが少なかったこと。
 これで君が処置内容を把握してたと思えた。」

「お見通しだったんですね」

少女が微笑を浮かべる。
私は彼女のシーツを直し、処置後は発熱がある旨を告げた。
変わった依頼ではあったが、この話はここで終わり。







そのはずだった。


「私、先生に聞いて頂きたい話があるんです・・





昏い想い
罪を犯しても、押し止まらぬ欲望
狂気が象る許されざる空間

そう

此処が異端の処置室

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