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熾火:第三話

熾火(おきび):第三話です。
未成年および現実と妄想と区別がつかない方はこのコンテンツを読まないで下さい。

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それは穏やかな午後の日だった。
私が療養しているのは郊外の別荘のような場所で、
この部屋も病室というよりは、感じの良いペンションの一室のようだった。

あれから2週間。

手術後は不安と後悔で押しつぶされそうになっていた私の気持ちも
だんだんと落ち着いてきていた。
それは、この病室を手配してくれたのがユカリさんであることや
何度かコヒメちゃんとホナミさんが訪ねてきてくれたからなのかもしれない。

私の苦悩は消えていなかったけど、
作り笑いが出来るぐらいには回復していた。



++++



部屋の扉がノックされる。


「こんにちわ~
 シズキちゃんいる?」


私が返事をすると、そんな元気な声と共にコヒメちゃんが入ってくる。
半歩後ろに寄り添ったホナミさんが軽く会釈してくれる。
彼女達に見舞いにきてもらったのはこれで3度目になるのだろうか・・・

読んでいた小説を置き、
セミダブルサイズのベッドの上で身体をベッドサイドに寄せる。
もう散歩できるぐらいは回復していたけれど、
ベッドの上でいいよ、と言ってくれた。

口数の少ない私に、コヒメちゃんはいろんな話題を取り混ぜながら、
和やかな空間を作ってくれている。
表情をくるくる変えて話すコヒメちゃんのはにかんだ笑顔に
明るく返事を返すように努力する。


話題が部屋の花瓶へと移った。
私を看護してくれている女性が、毎日新しいものに取り替えてくれている。


「そのお花ね、ユカリちゃんの贈り物なんだよ」


驚きと共に、ユカリさんの名前に私の心がしめつけられる。


「毎日届いてるでしょ?ユカリちゃんが自分で選んでるんだって」


知らなかった。
お花はこの部屋のサービスみたいなものだと思っていた。


でも・・・
あの人の為にこの身を捧げるつもりだったのに、
私はそれを果たせなかった・・・


うつむく私にコヒメちゃんが声を掛ける。


「最後ね、あんなふうになっちゃったけど、
 ユカリちゃんはシズキちゃんの事、気になってるみたいだよ」


本当なんだろうか?
それは私を元気付けるための嘘なんじゃないだろうか?


「ユカリちゃんも少し元気になったみたいだしね。
 キリト先生は感謝してるって言ってたよ

 それにね、私達もシズキちゃんには元気になって欲しいんだ」


「あり・・・が・・・とう・・・」


たどたどしいお礼に、笑顔で答えてくれる。


「それで、だいぶシズキちゃんの身体も良くなったでしょ?
 私からシズキちゃんにプレゼントがあるの」


コヒメちゃんの笑顔が妖艶さを含んだものに変わった。



++++



「は・・・ん・・・んっ・・・・・ごしゅじん・・・さまぁ・・・」


ベッドに上半身を預けた状態で、ホナミさんがせつなそうに喘ぐ。


-シズキちゃんには悪いんだけど、
 あの処置の夜ね・・・二人ですごい盛り上がったんだ。
 私もホナミちゃんもすごい興奮しててね。

 だから・・・そのお礼-


コヒメちゃんの指がホナミさんの後ろの蕾をかき混ぜている。
浅葱色のスカートは床に落ち、ショーツもヒザ下へと下げられている。
空いた方の手は馴れた仕草で白くて綺麗な胸やお腹を滑りながら、
衣服を緩めていく。
下の方からは、既に水音が聞こえ始めていて、それを恥じるように腰が蠢く。


-シズキちゃんにはホナミちゃんのすごいところ見せてあげるね-


4本の指がおしりのヒダを伸ばしながらくるくると回る。
さらに添えられた親指がゆっくりと進むなか、
ホナミさんは声を押し殺すようにベッドに顔をうずめ、コヒメちゃんを受け入れていく。

「んっ・・・んくっ!   あぁぁっ!」


手首が後ろのヒダの中に埋まり、そして前後に揺すられる。
慣れているのか、苦痛の様子は見えない。


「ホラ、いやらしいところ、もっと見せてあげないと」


そう促されたホナミさんが、のそのそとベッドにヒザを掛ける。
失礼します、という少し上ずった声と共に、
こちらにお尻を向けるように、四つん這いでベッドに上がる。
ホナミさんの表情は良く見えないけど、
誰も触れていないのに、ホナミさんの秘所はすでに蜜が溢れていた。


「ね、すごいでしょ。
 ホナミちゃんは私の自慢なんだ~」


コヒメちゃんが右手を揺する。
ベットに顔を押し付けたホナミさんのくぐもった声が届く。


「ねぇ、シズキちゃん。
 手伝ってもらえないかな?」


そう言って、コヒメちゃんが私の右手を取った。



++++



「んんっ!  あぁっ  くるしい・・・で・・す・・」


私の右手がホナミさんの締め付けを抜けて膣に埋まる。
コヒメちゃんの手が薄い粘膜越しに、私の手を包むように動く。
苦痛を訴える声とはうらはらに、私の右手が熱く熱く潤っていく。


「(ホナミちゃんはこういうのが大好きなんだよ)」


コヒメちゃんが私の耳元で囁き、そのまま耳朶が舐められる。
もっと喜ばせてあげて、という声に導かれるまま右手をホナミさんの膣中で揺する。
私の動きに反応するように高い嬌声が上がる。
2本の腕を受け入れたホナミさんがとても艶かしい。


「んくっ・・・あぁっ・・・ああぁぁ・・」


高ぶった声が響く中、コヒメちゃんが私の腰を抱くように体勢を変える。


「いい感じに興奮してきたね・・
 ホナミちゃん、
 これからもっともっと奥まで犯してあげる」


そういって、コヒメちゃんは再び右腕に力を入れ始める。


「ありがとうござい・・・んぐっ!
 んいっ・・ふっ・・・んくっ・・・」


コヒメちゃんの腕が小さく円を描く様にしながら、
じりじりとホナミさんの中へ押し込まれていく。
ホナミさんの苦しげな呻きが耳に届く。

肛門よりもさらに奥の器官を犯されていく苦痛と恐怖で
ホナミさんの腰が自然と崩れ落ちそうになる。


「ほら、お尻が逃げちゃってるよ」


その度にコヒメちゃんに注意されては、
呻きと共にお尻の位置を戻す。
白い肌に玉のような汗が浮かび、流れ落ちていく。


「(クリトリスの裏側が弱いからいじめてあげて)」


そう囁かれ、ホナミさんの中で親指の付け根を擦りつける。
苦痛と快楽の綯い交ぜになった声が響く。

コヒメちゃんが体勢を少しずつ変えながら、
ゆっくりと、確実に侵入を続けていく・・・
しばらく進んだところで抵抗が少なくなったように腕が飲み込まれていく。


「あぁぁぁぁぁぁぁ・・・!」


「ほら、ヒジまでホナミちゃんの中だよ」


右腕の中ほどまでがホナミさんの肛門に埋没している。
ホナミさんは私と年も背格好も大きな違いはないのに・・・
目の前で起こっていることなのに信じられない。


「・・ご・・・・ごしゅじん・・さま・・・う・・うれし・・い・・です・・」


お尻をこちらに向けたホナミさんの表情は良く見えなかったけど、
痛みによる喘ぎを堪えながら、お礼の言葉を返している。


「(シズキちゃんのお腹、撫でてみて)」


両ヒザの間からシズキさんのお腹に触れると、コヒメちゃんの左手が重ねられる。


「このへん・・・・・こんな感じかな?」


そのまま私の手を取って、脇腹の辺りへと動かす。
すると、ホナミさんのお腹の中で何かが蠢く感触がする。
コヒメちゃんが腸の中で、ぐりぐりと自分の右手を回しているのだとわかる。


「ゥアァ・・・苦しい・・です・・・・許して・・・くだ・・ンギッ!」


ホナミさんの悲鳴、そして許しを請う叫び。
それをかき消すようにコヒメちゃんが大腸を揺すり犯す。

私はこれが限界を超えた折檻に見えた。
早くこれを止めなければ、と頭の中で警鐘が鳴る。



それなのに・・・



私の右手がおびただしい愛液に包まれる。
ホナミさんは両ヒジを突っ張り、逃げるどころか、
懸命に自身のお尻を押し付け、腰を蠢かせている。


「ングっ!・・・だめっ・・・・こわれっ・・・あぁっ・・・


痛みと苦しみを訴える悲鳴とは裏腹に、その肉体はコヒメちゃんと私を求めていた。
その悲鳴は、まるで快感をねだる娼婦のよう・・・



そして、私の左手はそのままコヒメちゃんに導かれて、
彼女のキャロットスカートの中に潜る。
身長のせいか、幼く見えるコヒメちゃんだけど、
既にそこは熱く溶けた泉となっていた。


「ね、私も気持ちよくして」


興奮したコヒメちゃんが潤んだ瞳で見つめる。
夢にうなされるように、中指を秘唇の間に滑らせた。


「んんっ! そこ、きもちいいよぉ・・・」


私の手に小さな腰を擦り付けるようにして、嬌声を上げる。
指先がぬるりと滑り、先端の敏感な器官が硬く充血しているのが判る。
頬を染め、潤んだ瞳で私を見つめる・・・
小さな顔が少し傾いて、私の唇に向けて舌が伸ばされる・・・



私は・・・

私は・・・コヒメちゃんの首筋を舐め上げた。


「ひゃんっ!  もう・・・シズキちゃんたら・・・」


接吻を拒んだことに、コヒメちゃんがちょっとだけ不満を載せつつ、
彼女の手が私のパジャマの下に伸びる。


「んんっ!」


「うれしいな、ホナミちゃんで興奮してくれてるんだ・・・
 あんまり激しくしなければだいじょうぶだよね?」


私のショーツを潜ってコヒメちゃんの指がそこに触れる。
電気が走ったような刺激が背筋を上る。

グチュギチュ、くちゅくちゅ、ぴちゃぴちゃ・・・
3人の水音が淫らな調べを奏でる・・・


自然と息の荒くなってきた私に、コヒメちゃんが囁く。


「ホナミちゃんはね、子宮の調教も始めたんだ、
 まだ指先1~2本しか入らないんだけど・・・
 でも、そうしながら子宮口を摘んであげるとすごいよ。」


すでに息も絶え絶えに喘いでいるホナミさんに、
これ以上のことをして大丈夫なんだろうかと不安になる。


「ね? ホナミちゃんも子宮のおくち、弄って欲しいよね?」


喘ぎの中のホナミさんが、なんとか上半身を捻り、
その潤んだ瞳で私を向く。


「シズキさま・・・どうか・・どうか私のしきゅうこうを・・・んんんっ
 ぞんぶんに・・・いじって・・・おかして・・・くだ・・さいっ・・」


蕩けた視線が私を刺す。
腰を捻り、催促するように私に臀部を押し付け、
私の手を指を、奥へと誘っているような気がした。

私はホナミさんの子宮口を指先で探り当て、
そこに人差し指と中指を同時に突き立てた。


「アガァァァァァ!」


ホノカさんの悲鳴が部屋を満たす中、
彼女のさらに大事な処へとミチミチと押し込んでいく。
腕の血が止まるかと思うほどに締め付けれらる。


「ンギッ!  イギッ!   


意味を成さない叫び。
彼女を気遣う気持ちよりも、私の好奇心や征服感といったものが勝る。
息を呑んで、子宮口に刺した2本の指と残りので子宮口全体を摘み、
握りこむように力を込める。

獣じみた絶叫。

もっと虐めよう、もっと啼かせよう、もっと悦ばせよう、
そんな感情に任せて腕を前後に揺すり、捻る。

それを喜んでいるのか、ホナミさんの秘裂からも
愛液の飛沫が舞う。

コヒメちゃんの右腕が私にタイミングを合わせる。
二人の腕でホナミさんの肛門と腸、膣と子宮を揺する。
コヒメちゃんの左指は私の膣内で激しく蠢く。
私も左指でコヒメちゃんの膣壁を無我夢中で擦る。


「!!!!!!!


一際高い悲鳴。
ホナミさんの足と腰、膣と腸が痙攣して硬直する。
遠吠えのように背中が限界まで反る。
彼女の絶頂を感じた私たちが、互いの指先に力を込める。


そして意識はしばらくの間、白く塗りつぶされた・・・



++++



「ユカリちゃんの贈り物、もう外しちゃった?」

コヒメちゃんが私の火照りをゆっくりと冷ますように、肌をやさしく撫でてくれる。
シーツを掛けられたホナミさんは安らかな寝息を立てている。


「子宮のは・・手術の時に取り除かれました・・・けど
 胸のは・・まだ・・・」


「まだ痛むの?」


「いえ・・・もう痛みはないです」


手術の後、キリト先生に言われた。
私の胸に埋まるバイブレータは私が自由に外していいと。
望むなら可能な限り治療もしてくれると。

でも私は右胸の異物と共に居た。
あの処置の日からそれが震えることは無かったけれど・・

コヒメちゃんの手が私の敏感なところを避けるように動く。
それでも太腿やお腹の脇をつつつと指が通り過ぎると、
快感の残滓が私に小さく声を上げさせる。
そんな中、


「シズキちゃんは、ユカリちゃんのことまだ好き?」


まっすぐに質問される。
ユカリさんの事が嫌いになれるわけなんて無い。
でも、私はユカリさんを拒んでしまった・・・
私はユカリさんに嘘をついてしまった・・・


「私、ユカリさんに許して下さい・・・って・・」




「ちがうよ、私が聞きたいのはシズキちゃんの気持ち」




「そんなこと・・・・・・・すき・・・私はなんの役にも立てないけど・・・好き・・」




私はコヒメちゃんにたどたどしく気持ちを言った。

ユカリさんが憧れの存在だったこと、
落ち込んだユカリさんを見ていられなかったこと、
私自身がユカリさんに好かれなくても構わない、
ユカリさんの興味を引けるのであれば、
それが立ち直るきっかけにでもなってくれるのであれば、
私はどんなことでも出来る、
そう思っていたこと・・

じんわりと溢れた涙が頬を伝う・・


「伝えればいいと思うよ
 ユカリさんの気持ちはシズキちゃんの気持ちとは違うかもしれないけど、
 ちゃんと惹かれてるはずだから」


たぶん、と前置きしてコヒメちゃんが話す。
ユカリさんがここに来ないのは、来たら謝らなければなないから、
謝ってしまえば、素体としての契約、
つまりユカリちゃんとシズキちゃんの関係は終わってしまうから・・・
それを薄々感じているから来れないんじゃないかって・・・

きっと私からの言葉を待っている・・・とも。




コヒメちゃんに言いくるめられているような気がした。

ユカリさんは私など気にも留めていないのではないかとも思った。





それでも・・・





私はユカリさんへの気持ちを込めて、




恋文を綴った。

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